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何を研究するか ^
創傷弾道学は、弾丸および銃器から発射されるその他の投射物が人体またはその他の生体(動物)に侵入した際に生じる影響を科学的に研究する学問である。これは終末弾道学の専門分野であり、組織および組織模擬材料内における弾丸の挙動を扱う。研究対象には、皮膚や組織を貫通するために必要な速度、弾丸の膨張、破砕、変形、弾道の偏向(ヨー)、転倒運動、さらに皮膚、組織および人体の密度を模擬した材料を穿孔した結果として生じる貫通特性と速度損失など、弾丸の性能特性が含まれる。
より具体的には、創傷弾道学は終末弾道学の下位分野であり、人体が弾丸または銃器の発射体によって損傷を受けた際に、その組織内に生じる影響や現象を研究する、弾道科学の中でも特に重要な分野である。

創傷空洞の形成。© 2010 Lichte et al.; ライセンシー:BioMed Central Ltd.
何を含むか ^
創傷弾道学で研究される主な事項には、次のものが含まれる。
A. 弾丸の人体への射入および人体からの射出。
B. 組織内における一次空洞および二次空洞の形成:遺残創空洞と一時空洞。

C. エネルギーの放出によって骨や臓器に加わる力。
D. 損傷の重症度と範囲。
多くの人が銃創について抱くイメージは、弾丸が木材を通るドリルのように身体を通過し、穿孔、すなわち周縁が固定された穴を作るというものである。
このイメージは誤っている。身体内を進む弾丸は、その経路に沿って組織を圧挫し切断すると同時に、周囲の組織を弾道から放射状に外方へ押しのけ、弾丸の直径より著しく大きな一時空洞を形成するからである。
一時空洞は、最初の急速な拡張から崩壊まで 5–10 msec 持続する。次第に小さくなる一連の脈動と収縮を経た後、最終的に消失して遺残創空洞を残す。
遺残創空洞内の組織損傷と、弾道周囲の組織に対する一時空洞の作用(組織の切断、圧縮および伸展)が組み合わさって、最終的に創傷の範囲を決定する。
体内における一時空洞の位置、大きさおよび形状は、弾丸が組織を通過する際に失う運動エネルギーの量、そのエネルギーが失われる速度、ならびに組織の弾性と結合力に依存する。
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